2008年 06月 21日
ブルーベリー狩り。
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先日のこと。
ブルーベリージャムが作りたい!と、突如思いたち、
ネットで調べたら、横浜市内にブルーベリー狩りのできる農園を発見しました。
じゃあ、出かけようじゃないか。
出かけた先は、横浜市泉区のさんや農園。
ここは遊びを兼ねて作られた観光農園ではありません。
ブルーベリーを欲しい人が、自分の好きなだけ収穫するために来る場所とでもいいましょうか、
真面目な農家が、真面目なお客さんを相手に営業しているといった感じです。
ボクが行ったのは、午後の部(2:00~5:00)。
2時前にもう10人以上の奥様方が入り口にスタンバっています。
みんな動きやすい服装。意気込みを感じるなあ。
2時の入場開始とともに、係の人がブルーベリーがたくさんある地帯へ誘導してくれます。
奥様方は、みんなすごい速さで果樹に群がっています。
ボクとご主人様はみんなのあまりの勢いについ出遅れましたが、
すみっこの方の果樹が空いていたので、そこでおとなしく収穫開始。
どの木もたわわに実っていて、真面目に育てているのがよくわかります。
係の人はそばについています。
昔から真面目に農業をやってきたんだろうなという、お堅い感じのおじさんです。
少ししか収穫していない人には、もっと採ってくださいと言いますし、
食べてばかりいる人には、うちは食べ放題じゃありませんと注意します。
でも、そんなチェックばかりしている訳じゃなくて、みんながちゃんと摘めているかも見ていて、
みんなのいる場所の実があらかた採り尽くされると、
「こちらも採っていいですよ!」と、果樹の仕切りネットを開放して採取領域を拡げていってくれます。
新たな領土へとずんずん乗り込む奥様方。
ブルーベリーを一粒食べ、「ううん、この木は甘くない。」だの「酸味がある。」だの、
自分の好みの木を探して試食めぐり、美味しい木にはみんなが群がります。
ボクの採っていた木にも試食しにきますが、みんな1粒食べると首をかしげて去っていきます。
心配になって「そんなにこの木不味いですか?」と訊いたら、ちょっと味がぼけているとのこと。
となりの木の奥様が笑いながら、「こっちの木の方が美味しいみたいよ。」と、
少し場所を空けて仲間に入れてくれました。ありがとう。
みんなのペースも落ち着いてきて、帰る人もちらほら出始めたころ、
ご主人様とボクのザルは、ブルーベリー山盛りになっていました。
量り売りだよ。いったいいくらになるのか、どきどきするなー。
出口の精算所で計ってもらいます。
「たくさん採りましたねー。3キロ超えてます!4900円です。」(100g150円です)
うわ、どこの誰がブルーベリーそんなに買うんだよ!自分だけど…。
楽しいからって、思いのままに摘むのはやめましょう。
後でびっくりしますよ。
そして、3キロ超のブルーベリーをお持ち帰りした現在。
あれこれ料理の算段を練っているのでした。
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さんや農園
住所 横浜市泉区和泉町7290-3
時間 午前の部9:00~12:00 午後の部2:00~5:00
入場料 1000円(帰りの精算時に1キロ以上採った人は500円返金されます。)
摘み取り価格 100g150円
※食べ放題ではありません。実を食べるのは試食程度にしましょう。
by siromame555
| 2008-06-21 00:00
| おでかけした。