2008年 09月 27日
ダーガーのDVDを買いました。
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ヘンリー・ダーガーの映画のDVDを買いましてさっきまで観ていたのですが、
いつのまにかテレビの前でぐーすか寝ておりました。
内容は淡々としてはいるけど退屈な訳ではなくて、
今日は献血をしてきたので脳みそに血が足りないのです。
こういうときは、頭に一枚薄い膜がはっているようで、
映画の中に入り込むにも膜が邪魔してうまくいきません。
昔、このブログにてヘンリー・ダーガー展を観たときの感想を書きました。
あのときは彼という人間について考えつつ、絵も見つつと、
いろいろ自分なりに思いを巡らせて言葉にしたのですが、
今回はただぼーっと観ているので、彼の絵だけが視覚的に心に届いてきました。
(ダーガーという人間の簡単な説明も書いてありますので、初見の方はご一読くださいませ。)
2007.07.21 ヘンリー・ダーガー展。
昔、ボクの実家に行ったとき、
出かける先々で景色の写真を撮りまくるボクとご主人様を見て、うちの親父が言いました。
「そんなに写真をとってどうするんや?何のために撮っとるの?」
ボクはそのときに、「いろいろ使うんだよ。仕事とかさー。」と、ごにょごにょ返事しました。
親父は不可解な顔でしたが、それ以上なにも言いませんでした。
ほんとは何のためでもありません。
「またこいつは無用なことばかりしやがって!」
と、親父に否定されるのが怖かったから、そう返事したまでなのです。
有用な理由など何ひとつありません。
ほんとのことは自分でもわからないまま、ただ撮りたいから撮っているのです。
ダーガーの作品をぼーっと眺めていたら、そんなことを思い出しました。
DVDの続きは、また後日。
by siromame555
| 2008-09-27 00:00
| おうちのこと。