2010年 07月 30日
八重干瀬(やびし)のサンゴ その4
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ミドリイシ属のサンゴです。
薄紫色。
水面が近いと色がはっきりして見えます。
こんなにカラフル!
これはハナガササンゴだと思われます。
輪っかの下方にも、昔はにょきにょきとポリプが出ていたと思われます。
八重干瀬のサンゴの写真はこれで終わりです。
サンゴ図鑑がほしくなってきましたよ。
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さて、話は変わって。
ここからは、先日職場で落ち込んだ話を書きます。
ええ、ボクすごく気分がふさいでおります。
このブログをたまに読んでいる方、
新人さんのこと覚えてますか?
新人さん話その1 http://siromame.exblog.jp/13374865/
新人さん話その2 http://siromame.exblog.jp/13423047/
長文ですがよろしければお付き合いください。(7月31日に少し修正しました。)
↓
この新人さん、まだうちの職場におります。
接客用語を普通に口から発するようになりましたが、
「ありがとうございましたー。」と言いながら、
お客様の方を向きもせずにすたすた歩き出して、パソコンをいじり始めたりするし、
いらっしゃいませや、ありがとうございましたの時に、頭を軽く下げることすらできません。
お客様をベルトコンベアーに乗せているような接客。
ベルトコンベアーに乗せる言葉は、いらっしゃいませ。
降ろす言葉はありがとうございました。
口から出ているのは、敬意も感謝もない心のこもっていない文字の羅列。
新人さんだもの、忙しかったらそうなっても仕方が無いのかなあ。
その日はお客様も少なくてゆっくりと接客する時間があったので、
一緒にレジに入ったときに一言声をかけました。
「お客様にありがとうございましたって言ってる間に、他事を始めるのはマナーがよくないよ。
せめて言葉を言い終えるまでは、お客様の前にいようよ。」
不服そうに「え?ちゃんとやってますけど。」と言うので、
「さっきからの貴方の行動を見て言っているんだよ。」と伝えました。
すると「はい、わかりました。」と、しぶしぶお返事。
新人さんは仕事や接客マナーを注意されたら、まず「わたしやってます!」と言います。
こちらが証拠をつきつけなければ、濡れ衣を着せてひどい!という態度で嘘を突き通します。
嘘が通用しないとわかると、へにょへにょ言い訳をします。
それでもこちらがひかなくて、自分の非を認めるしかないとわかると、
ふてくされた顔で「わかりました。」の一言がでるんです。
一緒にレジの時間はまだ続き、
その後、前から気になっていた「ありがとうの後には一礼しようね。」と伝えてみました。
やっぱり「ちゃんとやっています。」と言いました。
「私さっきからずっとそばにいるでしょう。出来てないから言ったんだよ。」と返すと、
急ににやにやっとして、
「え~?わたし店長からそんな注意されたことないんですけどぉ~。
そんなことする必要ないんじゃないんですか~?」と、馬鹿にした顔で笑いました。
この子の馬鹿にした顔って、ほんとに嫌な感じで腹が立つのですよ。
単純馬鹿なボクは、怒りを抑えて「後で店長に聞いてみますね。」というのが精一杯。
彼女は「はぁ~い!」とにやにやしながら言いました。
その後、レジのシフトが終わり、ボクはそのまま店長に伝えました。
店長は怒って新人さんの元に飛んでいった。
新人さんには、今まで一礼をしなさいと何度も注意していたのだそうだ。
全く伝わってなかったんだね。
新人さんは、店長に怒られながらも言い訳を繰り返していた。
その頃、ボクはさっきはお客様の前だから我慢していた怒りが、
後になって噴出してきたため、倉庫の陰で半べそをかいていた。
腹が立ちすぎると涙が出てしまう、情けなや情けなや。
店長に連れられた新人さんが謝りにきたけど、
ボクに謝る必要はないのだ。お客様に非礼をわびろ。
「反省したのなら態度で示してくれればいいです。」と、伝えました。
なぜ新人さんがまだうちの店にいるかというと、
店長にうまくとりいることに成功したからなのです。
言うことはなんでもはきはきとよい返事をし、笑顔でお話し、
店長に「この子はほんとはいい子なんだ。」と思わせることに成功したのです。
でも、その笑顔はお客様に向けられることは一切ありません。
ボクやバイトさんがどれだけ言っても、店長はもう魔法にかかってしまった様。
ここを読んでいる方、
新人さんにもいいところがあるんじゃない?
それをバイトの仲間が見抜けていないんじゃない?と思われるかもしれません。
そうかもしれませんね。
でも、お客様にも心ない態度ばかりで、
ハミガキをしたら洗面所はハミガキ粉ばかりで毎日べたべた、
うんこをしたら便器につけても気づかない、便座に紙を散らかす。
店長にだけにこやかに接し、
他の仲間には馬鹿にした態度をとる、
この新人さんを好きになれそうにないのです。
バイト仲間もほとんどの人が、少しずつ我慢をしています。
ご主人様は、ボクがいちいち注意する必要はないと言いました。
そうだなあ。出すぎたまねをしたなあと、後で反省しました。
なにも注意しなかったら、馬鹿にされることもなかったし、
こんなに不快な思いを抱えることもなかった。
店長は、今は誰が陳情しても耳を貸さなくなってしまいました。
信頼していた分、よけいに悲しいのかもしれません。
by siromame555
| 2010-07-30 00:00
| おでかけした。