2012年 07月 15日
女木島に行く。その1
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大島から船で高松に戻り、次は女木島行きの船に乗りました。
女木島の漁港一帯は、平たいかもめに占拠されておりました。
くぁーくぁーくぁー!!!!!
作者:木村崇人
タイトル:カモメの駐車場
写真のカモメたちは風見鶏になっており、
風が吹くといっせいに同じ方向を向きます。
うーん、なにかに似てるぞ。
天気図の風の記号を思い出しました。
このカモメ、港の岸壁だけじゃなく、売店の上や防波堤にもずらりと並んでいる。
いったい何百匹いるの?
このアートは目に見えない風をカモメを通して視覚化し、
鑑賞者に女木島の自然を目で感じてもらうという試みですが、
カモメがいっぱいいるだけで、もう充分楽しいです。
作者:行武治美
タイトル:均衡
改修した納屋の内部に、膨大な数のミラーガラスを吊り下げ、
迷宮のような空間を味わうアート。
このミラーガラスのパーツは手作業で削りだされたもので、
総数は1万個以上になるそうです。
とても重そうな鏡のカーテンです。
むこうからの光がガラスを透かしてこちらに届きます。
納屋の中は薄暗いのに、あちこちがきらきらと輝いて明るく、
光が舞っているような不思議な空間でした。
※この記事は2010年瀬戸内国際芸術祭の思い出話です。
(現在の展示の有無はわかりません。)
by siromame555
| 2012-07-15 00:00
| 瀬戸内アートめぐり。