2007年 09月 17日
プレーリードック村。
|
栃木県真岡市にある「真岡観光リス村」におでかけしました。
今回の旅の目的地は、宇都宮市なのですが、
「途中にどこか寄ってく?」と、主人が言ってくれたので、
前に地図で見て気になっていたこのリス村をお願いしました。
緑豊かな山の中にあるのかとおもったら、普通の平地にあるし、
駐車場に車はほとんどいないし、建物も怪しそうな雰囲気なので、
車で前まで行ったものの、主人はそのまま通過していってしまいます。
「ほんとにあそこに行きたいの?」
うん、確かになんかさびれているが、そんなところにまた魅力を感じる。
連れてってくれたまへ。
リス園入り口にはリスらしき生き物のオブジェ(上の写真)、
入ってみると、いろんな動物の石像が並んでいました。
カメに、キリンに、パンダに、羊に、リスに。
どれも本当の動物となにかが微妙に違う、まるで妖怪が中途半端に化けた様。
ほんとなら様々な角度で写真を撮って遊ぶところなのですが、
広場に植えられた桜には、毛虫が大量発生中。
よく見ると、石像にくっついてるし、地面を這ってるし、
どこにいるか気が抜けない上に、いつ上から降ってくるかわからない。
イヤ!イヤ!ものすごくイヤ!毛虫大嫌い!
泣く泣く石像の写真をあきらめました。
主人は果敢にも桜の下に入り込み、写真を撮りまくっていました。
強いなぁ。男の子だなぁ。(年齢的にはおっさんか…。)
まず、うさぎ園でうさぎにニンジンをあげました。
何匹いるんだろう。100匹?200匹?それ以上?
人なつっこいのか、飢えているのか、しゃがむとわらわらとうさぎたちに囲まれます。
カメラバッグの上にものっかる、膝にも手をかけてくる。
人気者になれて嬉しいけど、キミたち慣れなれしすぎですよ。食うぞ。
次はリス園に向かいます。
途中でリス園から出てきた子供とすれ違いました。
「おとーさん、リスあんだけ?あんだけ?」なんだか切なげな様子です。
そうかね、期待はずれなのかね。でも、最初から想像はついてるのだ。
しかし、リス園はボクの予想をあっさりくつがえしてくれました。
最初に出迎えてくれたのは、地中からあらわれた謎のまんじゅう。
「これはリスなのか???」いえいえ、これはプレーリードッグ。
次に出迎えてくれたのも、プレーリードッグ(どの子もまんじゅう形)。
園内の地面いたるところに穴があり、そこから顔を出すプレーリー、プレーリー、プレーリー。
なんだここは!日本初のプレーリードッグ園なのか!
リスはどこ?リスはー?
半分歩いたところでシマリスと遭遇。まず1匹。
もうすこし歩いたところで台湾リスと遭遇。やっと2匹。
結局、放し飼いのリスには2匹しか遭遇できませんでした。
昔リス園だったのが、試しに飼育してみたプレーリードッグたちに乗っ取られたのでしょうか?
プレーリードッグは、餌をもらおうと膝に手をかけてきます。
人懐っこいし、目には知性の香り、でもメタボなおなかがちょっと難点かな。
「そんなぷくぷくのおなかをした子には、ごはんあげませんよ。」と思いつつも、
リスが来ないのだから仕方ない、残りの餌をプレーリーにあげました。
こうやってキミたちはまた大きくなっていくのだね。ぷくぷく。
真岡観光リス村の真の姿は、真岡観光プレーリードッグ村でした。
近くまで行った方は、ぜひ行くといいですよ。
もちろんリスでなく、プレーリードッグを楽しみにおでかけください。
ええ、とても楽しかったです。
by siromame555
| 2007-09-17 00:00
| おでかけした。