2007年 11月 18日
伊香保温泉街。
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伊香保温泉は、石段の街。
石段温泉街は、温泉を効率よく宿に供給するために、昔の人が考えたものだそうです。
温泉の水路は石段と同じ道筋になっており、重力で上から下に勢いよく流れる温泉水は
石段の上の方にある宿、下の方にある宿それぞれにまんべんなく供給されています。
小間口と呼ばれる、宿に温泉を供給している場所から、
ガラスごしに水の様子が見られます。
石段を登るのはけっこう疲れます。
350段あるのだそうですが、はーはーぜーぜー数える気にもなりまへん。
温泉饅頭のお店が何軒もあり、それぞれが元祖と名乗っていて面白い。
「全部のお店のまんじゅうを食べて、どれが元祖か決める!」と、ボクが言うと、
「美味しいから元祖って訳じゃないでしょー。」と、主人が呆れ顔。
その後、彼は温泉饅頭味見ツアーに付き合わされることになるのだ。
伊香保の温泉饅頭は、茶色の小ぶりなおまんじゅうで中には小豆餡が入っています。
茶色なのは、伊香保の温泉の色(茶色)を模したそうで、
黒砂糖や、カラメルで色を出しているのだそうです。
開いているお店の饅頭は全部食べました。
・勝月堂
・田中屋
・子宝饅頭製造元
・大黒屋
合計4軒くらいだったかな?
どれも同じように美味しいし、味も微妙に違うくらいなので、
どの店が元祖でもいいんじゃないのという気になりました。(少し投げやり)
河鹿橋の近くの子宝饅頭製造元さんの温泉饅頭が、
他のお店に比べて、しっとりして黒砂糖の風味が効いていたのが記憶に残っています。
階段を登りきると、伊香保神社。
古く落ち着いた社が、温泉街によく似合っていました。
by siromame555
| 2007-11-18 00:00
| おでかけした。